あそあそ自然学校

この活動について教えて下さい

あそあそ自然学校は富山県上市町で自然環境教育に取り組んでいます。夏休み、冬休み、春休み、土日祝日などに、小学生キャンプや幼児自然体験、親子自然遊びなどの活動プログラムを実施しています。
あそあそ自然学校のミッションは、「自分で考え行動する人づくり」です。
次代を担う子どもたちには、自分の世界をつくり、広げ、社会に「参加」していってほしいと思っています。子どもの権利条約でも子どもたちの権利として「参加」ということが宣言されています。参加するということは、自分の意見を持ち、その意見を表明することが大事です。自分の意見を表明することは決してわがままなことではありません。自分の意見を表明するためには、相手の意見も謙虚に聞き尊重することが大事であると自ずと学ぶことでしょう。
倫理感や道徳心は、子どもに画一的な行動様式として教えるものではなく、子どもたち自らが考え自分のものとして身に付け、社会に参加するための前提として当然だと認識するものであろうと思います。子どもに画一的な従順さを求めたり、大人の価値感で型にはめようとするのではなく、一人ひとりの世界を大きくし、自分らしく社会に「参加」していくことを応援したいと思っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

大きな二本柱は、子どもたちを多様な評価軸で応援することと上市町浅生地区の次世代への継承です。
上市町浅生地区に引き継がれてきた自然や農業文化を活かし、農生活空間を遊びと学びの場とする自然体験活動を行うために、自然学校を設立します。廃村の危機にある浅生地区の地域資源に感謝し、再発見し、次代に引き継いでいくために、自然学校を設立します。また、子どもたちが自然の中で”それぞれの何か”を発見することをサポートします。子どもたちにとって多元的で多様な原体験の場づくりをすることで、地域貢献します。子どもが社会に主体的に参加することを応援します。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

何より子どもたちの笑顔に出会ったとき。ハッピーじゃないと子どもも大人も笑顔にはなれません。笑顔がひとりひとりのハッピーであるとともに、そのハッピーな時間は子どもたちの成長や創造性の礎になることでしょう。ひとりひとりのハッピーがあって、社会や日本がハッピーになる。いろんなハッピーの源泉である笑顔にたくさん出会える場づくりをいろんな人の協力を得ながらできていることにも感謝です。

今後の夢と目標を教えてください

規模は小さくてもキラキラ輝いている場づくり。小さくても長く続けること。大人の都合じゃなく、子どもの未来に謙虚に真摯に向き合っていくこと。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

あそあそ自然学校は、子ども、そしてボランティアやスタッフ、関わる人みんなが学びハッピーになる”共育”の場です。
子どもたちひとりひとりの可能性に向き合い、自分も成長したいという方はボランティアに立候補してください！
富山県外の方も大歓迎です。