NPO法人 ASO田園空間博物館

この活動について教えて下さい

ASO田園空間博物館事業は、阿蘇市全体を屋根のない博物館にたとえ、自然と人々が織りなしてきた有形・無形の地域資源（サテライト）を展示物として保全活用しようという取り組みです。地域内外への情報発信や体験イベントを通じた都市と農村の交流などを推進し、人や地域が輝き、住んでいる人も訪れる人も共に阿蘇でゆっくり・のんびりと過ごす楽しさを体験できる空間を、住民と行政がパートナーシップのもと創出する地域作り活動がこの事業の中心になります。具体的に今行っている内容は、「道の駅阿蘇」の運営、窓口での観光案内、そして地元住民と共に阿蘇市に残る地域資源の保全、そしてその資源を使った散策イベントの開催等です。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

ASO田園空間博物館は自分たちの住む地域の価値を再発見・発掘し輝かせる中で、阿蘇を訪れた人々の参加・協力も得て、地域の新しい未来を創造していくという理念に基づき、平成11年に地域住民を主体とした活動を始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

私は事業推進部門という、地域のおじいちゃんたちと散策イベント等を企画する部署に所属しています。イベント終了後の参加者の皆さんの「楽しかった！」という声はもちろん嬉しいですし、また地元のおじいちゃんたちの「自分たちの地域をもっとたくさんの人に見に来てほしい！そして守っていきたい！」という熱い思いを感じるとまた私の地元でもある阿蘇をもっと皆で盛り上げたいという気持ちになります。

今後の夢と目標を教えてください

阿蘇といえば火口やカルデラを思い浮かべる方が多いと思いますが、それ以外にも皆さんがまだまだ知らないようなおすすめスポットや美味しい食べ物等がたくさんあります。
それをイベントや道の駅阿蘇でもっとたくさんの方に紹介していきたいと考えています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

やっぱり１番にはこの阿蘇が好きだという方、もっと阿蘇を知りたいという方にぜひ参加していただきたいと思います。地元のおじいちゃんたちと触れ合うことで、もっと阿蘇の深い所を知っていただきたいと思います。