ＮＰＯ法人　Ｎプロジェクトひと・みち・まち

この活動について教えて下さい

Nプロは、地域に生きる「ひと」を大切に、地域の骨格である「みち」に着目し、女性の視点を活かして、持続可能な「まち」づくりをめざして活動に取り組んでいます。自転車を使いやすくする地域デザインについて、ステークホルダーを集めた研究会で対話によりアクションプランを考えて政策提案し行動に結び付けていくプロジェクトなど「ファシリテーション」と「コーディネート」で取り組みました。DV対策のセミナーや、パートナーショップに関する行政職員研修、これからの生き方や地域づくりを考える様々な講座なども開催しています。

持続可能なまちづくりとは、「このまちが大好き」と、今、そして子どもの世代、孫の世代もずっと思えるまちをつくることだと思います。もっと具体的に言えば、私たちの生活基盤である自然環境、人権を尊重できる暮らしやすい社会環境、これらを促進する循環経済がバランスよく連動する地域社会づくりです。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

高岡で活動していた女性たちが、女性が社会の意思決定の場に参画する機会やしくみがあまりにもないという状況に気づき、
・女性も男性も分け隔てなく、もっと市民一人ひとりの意見をまちづくり、社会づくりに反映していけるように
・弱い立場におかれている人や少数派の意見を持つ人、多様な人が参画するまちづくりをしていきたい
・公共のことを行政に任せきりにせず市民自らも公益サービスの担い手になって、持続可能な社会づくりに取り組んでいこう

そのために、NPO法人を設立しました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

みんなでめざして取り組んだことが形となって実現した時、
それにより人々のやる気や新しい意識が芽生えた時、
活動によって喜こぶ人があった時、一つでも問題の解決が出来た時、　などです。

今後の夢と目標を教えてください

持続可能な社会にみんなの力でむかうため、 まず、「ひと」の基本的人権や健康が守られいきいきとすること、 そして、協力し合える関係性をつくること、 それにより、環境や健康をよくするまちのかたちづくり、しくみづくりをしていくことです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

いろいろな関わり方、参加のしかたがあるので関心をもっていただいた方はどなたでも、私たちにコンタクトをとっていただければ嬉しいです。「プロジェクトを連携したい」「研修や講座を開きたいので協力してほしい」という呼びかけ、ご相談も歓迎です。