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NPO法人ひらつかエネルギーカフェ

東京都

エネルギーの利用がもたらす環境汚染について考える

団体名・プロジェクト名

NPO法人ひらつかエネルギーカフェ

NPO法人ひらつかエネルギーカフェの写真

活動エリア 神奈川県
ジャンル その他 環境全般 

主な受賞歴や実績

エネルギー問題にかかわる啓発、相談、調査などの活動と、食品の放射能検査や福島県の復興支援を行っています。

この活動について教えて下さい

エネルギーの生産・消費に伴う廃棄物(二酸化炭素や放射性物質など)による環境汚染は、日本や世界の将来を左右する最大の環境問題です。この解決に向けた啓発・相談・調査・事業活動を行っています。

活動開始から現在まで様々な取り組みを行って来ましたが、2011年の東日本大震災とそれに伴う原発事故が大きな契機となり、将来ではなく現実に被害者が発生した環境問題としての放射能汚染への対応を最重点に現在活動しています。

具体的には、(1)市民の持ち込む食品の放射能検査をするとともに、市民の様々な不安に対して相談を行う事業、(2)福島県の食品生産者グループと連帯して復興を支援するとともに、湘南地区市民への安全な食品の販売と被災地の実情を伝える。ことを行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

2007年に会員有志が出資して、JR平塚駅の近くにエネルギーカフェ「みかんや」を開店しました(現在は喫茶店ではなく事務所です)。カフェ自体を省エネや再エネのショールームにもしました。ここを拠点として、市民との会話や専門家を交えて勉強会を行い、エネルギーの生産・消費が社会や環境に及ぼす影響について理解を深め、そして持続可能な社会を作る活動に繋げていきたいと考えました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

多くの市民の方と1:1でコミュニケーションする機会が多いです。生半可な知識や気持ちでは対応出来ないという責任感に押される一方で、コミュニケーションが成立した時の喜びもあります。

今後の夢と目標を教えてください

現実に困っている人と連帯しながら将来を展望する活動を継続していきたいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

まず私たちに連絡を取ってください。あなたの思いを聞かせてください。一緒に学び活動していきましょう。

取材者のコメント
古川勇樹 東日本大震災をきっかけに、私たちのエネルギーの使い方や、原子力発電のデメリットとしての放射能汚染への関心が高まり、現在は普段の生活の中で、放射能やエネルギーについて意識する人も多いのではないだろうか。この分野での報道も増えたが、正しい理解には科学的、専門的な知識が必要なことも多く、一般の人たちにとっては不安ばかりが大きくなることもある。この団体の活動のように、一歩踏み込んでエネルギーについて学んだり考えたりする機会が増えれば、そういったエネルギーに関わる不安を減らすことに役立つと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 田中良治
住所 神奈川県平塚市代官町27-4 エネルギーオフィスみかんや内
TEL/FAX 050-5552-8459
お問い合せ hiec@cafe.email.ne.jp
URL https://www.facebook.com/HIEC2014