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特定非営利活動法人り・らいふ研究会

東京都

木造住宅密集市街地のまちづくりを考える

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人り・らいふ研究会

特定非営利活動法人り・らいふ研究会の写真

活動エリア 設定していない。
ジャンル まちづくり 

主な受賞歴や実績

木造住宅密集市街地の課題を解決するまちづくりを実現するための活動を行っています。

この活動について教えて下さい

木造住宅密集市街地の課題解決のための研究と実践を行っています。研究としては、年3回程度の研究会及びシンポジウムを開催し、課題別の研究活動を模索中です。実践としては、多様な専門家が結集するNPOとして、行政や既存の民間組織(ディベロッパー等)には対応不能な課題に取り組みたいとおもっています。

しかしながら、ここ数年、実践の現場を確保できないでいるのが現状です。というのも、①行政等の発注の仕組み、②会員が個人として活動することに対することへの組織からのまた会員自身の抑制などが阻害要因となっています。

その他、①大学での特別講義(10名以上の会員が得意な分野をオムニバス方式で講義・実績有)、②行政職員の研修講師(大学の講義と同様の方式を職員研修所等に提案しているが、未だ実績なし)、③自治体職員のためのまちづくりマニュアル作成(15年度中に取り組み開始)も行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

阪神淡路大震災の惨状を経験して、国や東京都などの自治体は、木造密集市街地のまちづくりに係る制度整備を急ぎました。実効性が高いと思われる補助制度やまちづくりに不可欠なメニューが盛り込まれましたが、まちづくりの現場では、「これで一気にまちづくりが進む」と思ったものは皆無でした。

その原因はなにかを探り、行政・民間を問わずまちづくりに携わる人々の「指針」となるような本を作ろうと有志が結集し、2002年に、「密集市街地のまちづくり(学芸出版社)」を上梓しました。その後、本の編集過程で培った「研究の成果を現場へ」という声があがり、NPOとして再スタートをきりました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

結成趣旨から考えれば、100分の1も目標を達していませんが、私たちの活動は全国でオンリーワンであるとの誇りを持っています。

今後の夢と目標を教えてください

現理事長の高見澤邦郎首都大学東京名誉教授、次期理事長に内定している中林一樹明治大学特任教授は、いずれも木造密集市街地のまちづくりに関する泰斗であり、そのほかにも第一級の専門家が結集しています。

現在、事務局組織の貧弱さと財政の逼迫が活動の足を引っ張っていますが、これは、「まちづくり現場での仕事」を受注できれば、結成趣旨の実現とともに解消できる問題と思っています。

会員がそれぞれに持つ、豊富な知識・経験を生かして「実践と研究を相互にフィードバックして課題解決に取り組む」体制を構築したいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

り・らいふは、正会員と賛助会員で構成されています。その違いは、会費の違いと会の運営に関与できるか否かの違いだけです。興味を持つ方は当初は賛助会員として参加されてはどうでしょうか。(会費:正会員6000円/年 賛助会員3000円/年)

現在の会員は、大学人、行政マン、コンサルタントの他、一般市民でまちづくりに興味があるもので構成されています。属する組織の制約がある人もいることでしょうけれど、知識や経験を活かすことは(頭を働かすことは)極論すれば風呂の中でもできます。あなたの、知識:経験:アイデを広く世に活かす場としてり・らいふを使っていただきたいと思います。

個人会員とは別に、団体賛助会員(会費:一口12000円/年)も募集しています。詳しくは事務局までお問い合わせください。

取材者のコメント
古川勇樹 都市部の木造住宅密集市街地が、災害に弱く被害が拡大しがちな危険度の高い地域であることは、広く認識され、国や自治体による対策が急がれている。この団体が指摘するように、まちづくりの現場では、そういった対策があまり有効に利用されていないところも多いという。住宅が密集している場所はそこに住む人々の生活も密接に絡み合って独特なコミュニティが形成されており、再開発による住宅更新という手法に頼るだけでは、住民や関係者の理解を得ることが難しいではないだろうか。現場の人たち、関係者の人たちへの丁寧なヒアリングでニーズをくみ上げる作業が必要であると思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 高見澤邦郎 首都大学東京 名誉教授(15年9月末まで)、中林一樹 明治大学 特任教授(15年10月より)
住所 東京都小金井市本町1-4-16-103
TEL/FAX 042-385-0390
お問い合せ relife@relife.or.jp
URL http://www.relife.or.jp/