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公益財団法人あすて

東京都

地域の特色を生かして、市民の活躍の場を広げる活動を

団体名・プロジェクト名

公益財団法人あすて

公益財団法人あすての写真

活動エリア 豊田市を中心とした愛知県内
ジャンル 市民活動団体の支援 

主な受賞歴や実績

1966年に財団法人勤労センター憩の家としてスタート。2016年に設立50周年を迎えます。

この活動について教えて下さい

社会貢献事業全般を推進していますが、現在は「ものづくり」「環境」「国際」を主要事業テーマにしています。中でも、2013年度から進めている「森のプレゼント事業」は、豊田市の7割を占める森林資源である間伐材を活用し、木工ボランティアが木工製品を作り福祉施設等へプレゼントするという事業で、間伐から製材、加工、製品づくりなどをあすて内で一貫して行っており、車の街・豊田市の特色を活かし、多くの元技術者が参画しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

設立当時、豊田市に就職のため全国からやってくる多くの若い勤労者のために、故郷の家のように憩える場所を提供してあげたいという、地元の婦人ボランティアの方々の声に、多くの企業や団体が賛同して設立されたのがこの施設です。現在は、ボランティアがボランティアを育てるという設立時の考え方のもと、地域社会の課題解決のためにつくしたいと願う人々とともに、多くの社会貢献事業を発信しています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

なにより多くの人と出会えることです。皆さん、それぞれに地域社会の為に様々な活動をされており、経験や知恵に学ぶことが多いです。

今後の夢と目標を教えてください

あすては来年50周年を迎えます。勤労青少年の憩いの場所から、社会貢献活動を実践する場所へと移行してきましたが、その理念は常に世の為人の為にあったと思います。これからの日本は、世界でまだ誰も経験していない急速な「少子高齢化」「人口減少」社会を迎えます。そんな社会にあって、より良い社会を築くために、自分たちには何ができるのか、を常に考え、市井の人々とともに笑顔で歩む施設でありたいと思っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

興味のある方はぜひ一度あすてへ足をお運びください。仲間と共に、社会のために活動するのは、きっと大きな喜びや楽しさ、達成感を得ることができると思います。

取材者のコメント
古川勇樹 地域の社会に貢献したいというボランティア精神から、あらゆる分野で活躍している歴史ある団体である。豊田市という市の特色を生かした間伐材を利用した木工製品づくりには、多くの元・技術者が参加することで、第一線から退いた人にも再び活躍の場を与えている。人と関わりあうことで得られる喜びや、また学びというものは年齢関係なく価値のあることであり、ボランティア活動を通していくつになっても社会に貢献できると生きがいも得られるのではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 理事長 豊田彬子
住所 愛知県豊田市本町本竜43番地
TEL/FAX 0565-52-0362/0565-52-0363
お問い合せ astenasa@hm9.aitai.ne.jp
URL http://www.aste-toyota.jp/