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NPO日本はんだ付け協会

東京都

はんだ付けの正しい知識を広める検定

団体名・プロジェクト名

NPO日本はんだ付け協会

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活動エリア 全国
ジャンル その他 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

滋賀県の協会で毎月開催している、はんだ付け講習会・はんだ付け検定試験の他、  全国主要都市(幕張、大阪、名古屋、横浜、静岡、福岡、福島など)、年5~6回の  はんだ付け講習会・はんだ付け検定試験を開催しています。

この活動について教えて下さい

はんだ付けの正しい知識を 広く世の中に知っていただくため、はんだ付けの講習会の他、教育教材の開発、提供を行っている。はんだ付けの知識と技能を認定する「はんだ付け検定」を主催しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

電機・電子機器製造業は、 戦後日本の経済を発展させ、国民の生活向上に 大きく貢献した、日本を代表する産業です。はんだ付けは、その電機・電子機器製造業においてかかせない技術であり、 はんだ付けの高い技術があったからこそ電機・電子機器製造業が かくも発展してきたと言っても過言ではありません。はんだ付けは長い歴史を持ちつつ最先端の分野では代替不可の技術であり、 今もなお進化を続けているという、非常に奥深いものです。

このように、はんだ付けは重要かつ深旨なものでありながら、 はんだ付けの教育に真剣に取り組む企業や学校は非常に稀です。このため、世の中の大部分の方が「適当に溶かして固めたらいいだろう」 といった認識しかなく、はんだ付けについて正しい知識を持つ方が とても少ないのが現状です。 これは適切な初心者向けの教材・書籍がないことや 学校の先生方でさえはんだ付けの正しい技術を学ぶ機会が ほとんどないことが原因です。

ここ数年、電機・電子機器製造業界でのはんだ付け技術の進歩は 目覚しいものがあります。部品の小型化が進み、肉眼では見えないような微細なはんだ付けや環境問題に対応した鉛フリーハンダが主流になるなど、はんだ付け業界の常識はどんどん変化しています。しかし、世間一般の方のはんだ付けに対する古い認識は常態化しており、 優れたハンダゴテやハンダ付け技術普及の足かせとなっています。

こうした環境の中、古いはんだ付けの常識や誤った解釈による はんだ付け技術が、ものつくりの製造現場に押しつけられ はんだ付け現場の実態と合わずに、混乱をきたす例が多くなってきています。  こうした現状を打破するためには、はんだ付けの正しい知識を 広く世の中に知っていただく必要があります。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

はんだ付けに対する誤解や勘違いから、間違ったはんだ付けを強要されたり、不当な扱いを受けていた、中小企業や作業者の方を助けることができた時です。

今後の夢と目標を教えてください

はんだ付け検定を公的な資格にしたいと思っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

世の中の90%以上の方が、はんだ付けに対して誤解、勘違いをしています。
正しい、はんだ付けの基礎知識の普及を通して、世の中に貢献しています。

取材者のコメント
古川勇樹 はんだ付けが、私たちの生活に欠かせないパソコンやスマートフォンなどを作る電機・電子機器製造業界に欠かせない技術であることを教えていただいた。同時に、業界全体にとって重要な技術でありながら、その継承や教育、最新知識の伝達などに問題があり、うまく活用しきれていない現状もあるという。産業界全体にとって不可欠な技術であるが、各企業の現場に任せるだけでは限界があるのかもしれない。業界として体系的、総合的に発展させていく仕組みとして、こういった活動が求められているのだと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 理事長 野瀬昌治
住所 滋賀県東近江市大萩町271番地
TEL/FAX TEL 0749-20-2306 FAX 0749-46-1133
お問い合せ sp@handa-npo.com
URL http://www.handa-npo.com