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特定非営利活動法人若草リボン基金

東京都

未来ある子どもたち全てに進学の道を切り開く

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人若草リボン基金

特定非営利活動法人若草リボン基金の写真

活動エリア 岩手県沿岸部(陸前高田市・大船渡市・釜石市・大槌町・山田町・宮古市・岩泉町)岩手県内陸部(北上市・盛岡市)
ジャンル 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

東北みらい賞(平成26年度)※詳細は当基金サイト「メディア掲載情報」参照※

この活動について教えて下さい

津波でお父さんお母さんなど養育していた方を亡くした、岩手県沿岸被災地の高校三年生の進学支援をしています。進学支援にもいろいろありますが、当基金は被災地から進学先に行くまでの所謂進学準備金・支度金を支援しております。進学してからの支援(入学以降)は、震災発生当時から多種多様ありましたが、被災地から進学するまでを見るのは当基金だけで(今でも)、当基金最大の特徴です。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

当基金理事長の工藤は岩手県宮古市出身であり、大震災発生直後宮古市に帰った時、母校の宮古高等学校の卒業生(卒業式は3月1日であった)で、両親と自宅が津波で流され、進学どころでなくなっている子の存在を知り、どうにかするべく活動を開始しました。
※詳細は当基金サイト「事業概要」参照※

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

支援した生徒と一緒に街頭募金をした時、学生生活の様子や将来の夢を活き活きと話すのを聞いた時です。

今後の夢と目標を教えてください

今後は進学支援だけではなく、進学した子が故郷〈被災地〉に帰って来る・就職・企業・事業継承するスキームを作りたいです。そうでなければ、被災地→都会の一方通行となり、ただでさえ人口減少の被災地が消滅してしまいます。すでにこの兆候は散見されています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

子どもの貧困・教育格差などに興味関心のある方。被災地復興には教育が必要だとお考えの方の参加をお待ちしています。

取材者のコメント
古川勇樹 震災により多くを失った中で、進学することがままならない状況になった子どもたちが数多くいる。その子どもたちの進学支援をすることにより、被災地の将来を一時ではなく長いスパンで見て、見守っていくことができるのが当基金だ。真の復興とは、その地域の将来を担う子どもを育てていくことなのかも知れない。そのためには震災のせいで教育格差が生じることや、将来の選択肢が減ってしまうのは、できる限り避けなければいけない事実なのだろう。また活動により人口減少に歯止めがかかるようになることにも期待していきたい。
団体・プロジェクトの概要
代表者 理事長 工藤義信
住所 岩手県北上市新穀町1-7-40
TEL/FAX 0197-72-8556(電話・ファクス共用)
お問い合せ info@bgr311.net
URL http://www.bgr311.net