HOME > プロジェクト・団体の紹介 >公益財団法人 岡山県郷土文化財団

公益財団法人 岡山県郷土文化財団

東京都

岡山の歴史文化、自然の素晴らしさ広め、守る

団体名・プロジェクト名

公益財団法人 岡山県郷土文化財団

公益財団法人 岡山県郷土文化財団の写真

活動エリア 岡山県内
ジャンル 学術・文化・芸術・スポーツ 自然保護 

主な受賞歴や実績

岡山県の自然や文化についての情報発信や啓発活動、自然・文化財の保護事業などを行っています。

この活動について教えて下さい

主に、以下の3種類の事業を行っています。1)普及啓発、情報発信事業:現地研修会(歴史文化探訪、美術鑑賞、自然観察)、郷土文化講座(自然・文化・歴史)、講演集「岡山の自然と文化」の発行、「後楽園で能を楽しむ会」の開催。2)自然・文化財保護事業:  備中漆の復興・活用、郷原漆器の振興、文化財の修復・保全、苗木の配付。3)岡山県からの指定管理、委託:犬飼木堂記念館・岡崎嘉平太記念館の指定管理、岡山後楽園(日本3名園のひとつ)の管理委託、たんちょうの飼育、「内田百閒文学賞」の募集・選考業務

どうしてこの活動をはじめたんですか?

郷土「おかやま」は、美しく豊かな自然に恵まれるとともに、古くから吉備の国として栄え、優れた文化を育んできました。こうした先人の英知と努力によって遺された貴重な自然や文化財を守るとともに、伝統に根ざした個性豊かな地域文化の創造に努めることにより、「うるおい」と「やすらぎ」のある郷土づくりを目指していきたいとの財団設立当時の岡山県知事の強い思いがあったと聞いています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

現地研修会や郷土文化講座等を通じて、参加者から「今まで知らなかったことが解った。今後地域の伝統・文化財や自然を大切にしたい。」と言われたときです。

今後の夢と目標を教えてください

県内、県外の人を問わず、財団の研修会の参加者や管理している施設等のへの来訪者を増やし、少しでもおかやまの自然、文化にふれあう機会を増やしていただき、おかやまのファンになっていただき、岡山の自然や伝統的な文化の保全活動に協力していただける人を一人でも増やしていきたい。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

郷土おかやまは、地形や多様な地質特性に加え、古くから人の生活の場が県下全域にひろがり、人の手が加わることにより多様で豊かな自然が生まれてきました。また、古代吉備の国の時代から連綿として育まれた優れた文化がそれぞれの地域に遺されています。こうした郷土の自然や歴史文化に興味を持っていただき、事業に参加することにより知識を深めていただき、さらに会員として、一人でも多くの方に自ら情報発信や事業のお手伝いをいただきたいと考えております。

取材者のコメント
古川勇樹 岡山県内の歴史文化や自然環境の素晴らしさを広め、守っていこうという活動をされている団体である。日本三名園の一つである後楽園をはじめとする歴史ある観光地の管理や、郷土の歴史に関わる資料・史料の収集・保管・展示、広報誌の発行から伝統工芸産業の振興、さらには植樹や生き物の飼育まで、その活動は実に幅広い。それはまた、岡山という土地が、歴史文化的にも自然環境においても、豊かな蓄積や広がりをもっていることの表れなのだろうと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 理事長 波田善夫 (岡山理科大学学長)
住所 岡山市北区石関町2-1
TEL/FAX TEL⇒086-233-2505 FAX⇒086-232-4329
お問い合せ o-bunka@utopia.ocn.ne.jp
URL http://www.o-bunka.or.jp/