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特定非営利活動法人JORTC

東京都

緩和ケアの臨床研究を支援し、より良い治療法を患者さんに届ける

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人JORTC

特定非営利活動法人JORTCの写真

活動エリア 全国
ジャンル 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

2015年大阪コミュニティ財団助成金獲得

臨床試験の実施計画書(プロトコール)作成支援から登録中の試験合わせて30本以上の研究を支援しています。支援している研究には厚生労働省科学研究費や国立研究開発法人日本医療研究開発機構より研究費を受けている研究があります。

〜セミナー開催〜
2013年臨床研究者教育セミナー(臨床研究方法論)実施(年6回)
2014年臨床研究者基礎セミナー実施(年6回)
2015年5月23日市民公開セミナー「緩和ケアを知ろう!」を開催(東京)
2015年12月5日市民公開セミナー「緩和ケアを知ろう!」を開催予定(大阪)

この活動について教えて下さい

当法人は緩和ケア領域を中心に医師及び研究者が主導する臨床研究における、臨床研究実施計画書(プロトコール)の作成支援、臨床研究の品質管理と品質保証のためのデータ管理及び統計解析、臨床研究の事前評価及び進捗、安全性、有効性を評価するための第三者監視・管理体制による臨床研究支援を行っています。また、臨床研究の支援と平行して一般の方々へ「緩和ケア」や「臨床研究」を知って頂く為にセミナーを実施しております。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

設立当時は緩和ケア領域での臨床研究の支援組織が皆無であり、質の高い臨床研究が実施できない状態が続いておりました。その現状を打破し、質の高い臨床研究を実施できるようになり、患者さんにより良い治療法を提供できるようにしたいとの思いではじめました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

我々の業務は日頃患者さんに接することはありませんが、実際現場で研究を実施している医師や市民セミナーを開催した際に患者さんや家族の方々より「参加してよかった」と生の声を頂くとやっていてよかったと感じます。

今後の夢と目標を教えてください

一つでも多く科学的根拠に基づいた治療法を確立し、患者さんの元に届け、全国どこでも統一された緩和医療が受けられる社会を目指しています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

医療者だけではなく、患者さんやその家族、その他の多くの人と共に医療を変えていければと思っております。ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

取材者のコメント
古川勇樹 緩和医療は、闘病中の患者さんたちのQOLに大きくかかわる治療法である。患者さんの病気に立ち向かう気持ちを支えていく上でも、より良い緩和医療の治療法を開発していくことは重要である。緩和医療の臨床研究を支援する仕組みが全く無いところからの立ち上げであったと伺ったが、この団体を組織されて緩和医療の臨床研究が進むようになったことで、緩和医療についての実践的な知見が蓄積され、最新の医療技術、より良い治療法が全国の患者さんに届くような体制が充実していくことを期待したいと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 江口研二
住所 東京都台東区谷中1-5-9-206エステート清和
TEL/FAX 03-5842-1380
お問い合せ info@jortc.jp
URL http://www.jortc.jp/