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特定非営利活動法人こどもNPOセンターいずみっ子

東京都

子ども達の成長を見守りながら、幅広い年齢層の地域住民が交流

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人こどもNPOセンターいずみっ子

特定非営利活動法人こどもNPOセンターいずみっ子の写真

活動エリア 主に大阪府和泉市内
ジャンル その他 地域安全 地域活性化 

主な受賞歴や実績

地域子育て支援拠点事業 いずみ・エンゼルハウス・府中 設立
大阪府親学習連絡協議会メンバー
和泉市自治推進審議会委員
和泉市こども子育て会議委員

この活動について教えて下さい

子どもも大人も共に育ちあえる多彩な活動を展開し、子どもが育つ地域社会づくりを進めていくことを目的としています。子どもから大人まで入り交りながら遊びや様々な体験を通し、子どもが育ちやすい、また育てやすい環境をつくるため、他団体や地域または公共団体とも協働しています。例えば、0歳からの子育て支援拠点事業から始まり、親子で育ち合う共有体験、青年世代による小、中学生の体験交流活動の創設など、年齢に応じた段階的な活動を企画、支援しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

子どものための優れた舞台芸術の鑑賞など幅広い年齢での遊びやキャンプなどの活動を提供してきた「和泉っ子劇場」が「こどもNPOセンターいずみっ子」の前身です。が、子どもの生活自体が多様になり、会員だけではなく、一般市民をもっと巻き込んで地域に密着した活動を展開していくために、このままではダメだと若い母たちが立ち上がりNPOの認証を取得しました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

最初に思いが至るのは、子ども達の成長がリアルタイムで感じられること。やんちゃ坊やたちが中学生になり、やがて高校生になり、リーダーとして、今まで自分たちを引っ張って行ってくれた年長者に代わり、見事なリーダー役を果たしている時、そして、そんな活動が市民や、他団体から認められ、協働の機会を得た時など。また「エンゼルハウス(子育て支援)があったから、2人目を出産しようと思った」と言われた時です。

今後の夢と目標を教えてください

東日本大震災は数十年の内には、起こるであろうといわれる東南海地震を、我が身に確実に降りかかる現実として捉えました。その中にあって、人々の助け合う姿、そして子ども達が、果敢に大人達を助け、自分たちのできることを積極的にしている姿は、地域や人と人とのつながりの強さ、他者を思いやる気持ちこそが、いざというときの自分やまわりを支え、大きな力になることを再確認させられました。それはまさしく、いずみっ子が活動の中で大切に育んで来たもの-人のつながり、地域に根ざした活動、そして子ども自身の自立の確立、社会参画への促し、自らが考え行動しながら、まわりとの調和を図っていく行動力-をこれからも育てていくべきものと確信しました。へこたれない、支え合うこと、繋がっていることの意義を考えながらそのことを実感しうる活動を創っていきたいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

繋がれる心地よさを感じてもらえたらうれしいです。いずみっ子自身が居場所としてみんなが集まってくる、そんな存在だと思っています。そこから、どんどんやりたいことを語り合い、実現していく、力を貸してください。

取材者のコメント
古川勇樹 乳幼児から小学生、中高生、大人まで、年齢別のグループ活動や、親子で参加できる企画など地域の中の幅広い年齢層の人たちが集う活動の場となっている様子が興味深いと思った。子供を中心としながら、地域の人たちの中に、同年代の横のつながりと異なる年代の縦のつながりの両方を作ることのできる活動であると思った。これは、お話にもあったように、地域ぐるみで子供の成長を見守る仕組み作りとしてはもちろん、重要性が高まる大規模災害時の助け合いなどへの備えとしても機能しており、学ぶべきところが多いと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 弓削 任代(ゆげただよ)
住所 大阪府和泉市府中町1-2-12
TEL/FAX TEL 0725-45-0659 FAX 0725-45-4111
お問い合せ izumikko@r7.dion.ne.jp
URL http://www.geocities.jp/izumikko2/