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一般社団法人シンクパール

東京都

子宮頸がんのない社会を目指して

団体名・プロジェクト名

一般社団法人シンクパール

一般社団法人シンクパールの写真

活動エリア 国内
ジャンル 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

詳細はコチラを参照してください。
http://thinkpearl.jp

この活動について教えて下さい

子宮頸がんを中心とした婦人科系疾患の予防啓発とをかかりつけ医の推進を行っています。活動は①『女性からだ会議』というブログや勉強会の開催(毎月9日)、②定期的な検診受診のよびかけ運動③患者向けサポートの3つです。2017年に財団化を目指しています。11月には『女性からだ会議サミット』という、シアワセに生きるための健康の智恵や身体づくりのイベント開催を目指して準備中です。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

子宮頸がん検診の無料クーポン配布の制度や予防ワクチンの国内認可が決定した2009年に私自身が子宮頸がんを罹患したことがきっかけです。当時書いていたブログで検診によって早期発見ができたこと、自覚症状がないにもかかわらず子宮を失うことを綴ったところ大変反響がありました。実は私も!という声も多くすごく身近な病気なんだと感じました。話しづらいテーマですが、こういった知識をたとえば10人がそれぞれ10人に伝えるだけでも100人に伝わる!さらに10人に伝われば1000人が予防の知識を得られることになる!と考え、手術直前にNPO法人を立ち上げ組織的に発信をはじめました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

病気になったときに、知らなかったことによる不安や後悔は病気の痛みとともに大きなストレスです。病気を予防して健康的に過ごすことは勿論ですが、病気になったときに前向きに未来を築いていけるようになって欲しいと思っています。シンクパールを通じて、身体の異変に気づくための知識や具体的な行動が知れてよかったという声をお聞きするととても嬉しいです。

今後の夢と目標を教えてください

『女性からだ会議』を全国展開することです。海外でも『国際女性からだ会議サミット』を行いたいと考えています。たくさんの情報があるなかで正しく理解しやすい情報の発信と身体を見つめなおし、女性のからだから未来を考える機会を創っていきたいです。唯一予防ができる子宮頸がんそのものがなくなるといいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

個人の方も企業の方も、シンクパールのよびかけパートナーになって欲しいです。ピンクリボンの子宮版というように、深刻になりすぎずに真剣に前向きな活動として一緒に広めていきましょう。『女性からだ会議』にご参加いただいたり、ご自身でやってみたり、まずは関わってみてほしいですね。

取材者のコメント
加藤夏樹 昨今、男性の自分でも子宮頸がんのことは耳にする。女性なら猶更だろう。それはこうした活動に従事される方の努力の賜物でもある。そして難波さんご自身の経験があるからこそ、その活動は親身に波及していくのだと思う。とくに年頃の女性は一度、彼女の話に耳を傾けてほしいし、男性も知識を身につけ、大切なパートナーと話し合うことも重要だと感じた。
団体・プロジェクトの概要
代表者 難波美智代
住所 東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ1階
TEL/FAX 03-5775-6387/03-4333-0437
お問い合せ info@thinkpearl.jp
URL http://thinkpearl.jp