HOME > プロジェクト・団体の紹介 >認定NPO法人環境市民

認定NPO法人環境市民

東京都

市民の力で社会の仕組みを変えていく!

団体名・プロジェクト名

認定NPO法人環境市民

認定NPO法人環境市民の写真

活動エリア 国内
ジャンル 環境全般 

主な受賞歴や実績

詳細はコチラをご覧ください。
http://www.kankyoshimin.org/modules/activity/index.php?content_id=1

この活動について教えて下さい

環境市民は、リオデジャネイロで地球サミットが開催された1992年に京都で発足したNGOで、地域から「持続可能で豊かな社会・生活の実現」をビジョンに掲げ、以下五つのミッションのもとさまざまな活動を行なっています。
1. エコシティーを創る 2.経済をグリーンにする 3.豊かなライフスタイルを創造する
4.エコロジーな次世代を育む 5.世界の人々やNGOと協働する
具体的にはたとえば、グリーンコンシューマー活動を日本で始めたのも私たちです。日本に波及し、2000年にはグリーン購入法も制定されました。グリーン購入ガイドラインの制定に尽力したのです。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

92年当時は、リオサミットも開催され環境問題への関心が高まりました。しかし、当時は特にゴルフ場開発やダム建設など過剰な開発による環境へのダメージも深刻でした。それに対する反対運動等も活発で、成功することもありましたが、成功してもまた問題が起きる…結局はイタチごっこでした。そこで、これらの問題を引き起こす根本、つまり経済のあり方や行政のあり方、私たちの暮らしのあり方を変える必要がある、と思い立った人たちが環境市民を創設しました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

社会の仕組みが変わるのはとても時間がかかりますが、少しずつでも変わっていくプロセスに関わることができること、その現場に立ち会えるところですね。社会をいい方向に持っていきたいという多くの仲間に出会うことができ、常にいろんなチャレンジをできる環境にあることも喜びですね。

今後の夢と目標を教えてください

市民の力で少しでも社会の仕組みをサステナブルなものに変えていきたいと考えています。そのために、こうすればできるんだ、という先進事例を色々な企業や自治体、NGO、団体等と力を合わせて、うまく相乗効果を引き出しながらつくっていきたいですね。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

環境も経済も悪化し、格差が広がるなど、世の中はどちらかといえば持続不可能な社会になりつつあり、未来への希望が持ちにくいと感じている方も多いでしょう。しかし、2、3人が力を合せれば結構社会を変えられる変化は起こせるものです。そうした活動をしているNGOはたくさんあります。私自身、環境市民でそうした経験をしました。みなさんも、もし少しでも持続可能な社会をつくりたい!と思ったら、ぜひ一緒に活動をしてみませんか?

取材者のコメント
加藤夏樹 今回取材に応じてくれたのは、有川真理子さんだ。HPを拝見すると非常に活動が多岐に渡っているが、実際にお話しを伺うと、多岐に渡っていると同時に、非常に目標が絞られていると感じた。それは、「社会の在り方自体を変える」という目標が明確だった点にある。世の中、たとえば目の前のゴミ拾いをするなど、応急処置的な活動は多々ある。しかし、もつと大事なのは、そもそもゴミが生まれないように仕組みから変えていくことだと。実際に、それはたとえばグリーン購入法の制定に見られるように、結果を残しているのだ。途方もない活動だが、諦めないそのバイタリティは本当に尊敬できる。
団体・プロジェクトの概要
代表者 杦本育生
住所 京都市中京区麩屋町通ニ条下る225 第二ふや町ビル405号室
TEL/FAX 075-211-3521 /075-211-3531
URL http://www.kankyoshimin.org/