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特定非営利活動法人エコ・モビリティ サッポロ

東京都

Co2削減に取り組んだら、
青空の下を爽快に走るコトに繋がった!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人エコ・モビリティ サッポロ

特定非営利活動法人エコ・モビリティ サッポロの写真

活動エリア 国内
ジャンル 地球温暖化防止 大気環境保全 

主な受賞歴や実績

詳しくは、コチラをご覧ください。
http://velotaxi-sapporo.jp/mobility.html#company

この活動について教えて下さい

Co2の排出を抑えるため、ガソリン車の代替手段を提供するということで、ベロタクシーの運行を行っています。ベロタクシーとは、ドイツで生まれた電動アシストの車両です。北海道は全国平均と比べたとき、1.3倍ほどCo2の排出があるのです。ここを少しでも改善したいという想いから、ベロタクシーを導入し、ここ札幌で運用しています。今ではドライバーを指名してくれるお客様もいたりして、根付いてきた実感があります。

※ベロタクシー 
 ドイツで開発された電動アシストで走るシティ・クルーザー。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

元々は、一人の主婦として環境サークルを行っていたんです。使用済みの油から燃料を作ってみたりするなど、一人ひとりが取り組める小さなエコ活動ですね。でもそうしたエコな取り組みも、ほんの十分車を走らせてしまえば、Co2の削減分が吹き飛んでしまうと気付きました。とはいっても、子どものいる主婦としての買い物などを考えると、自転車では荷物等を載せきれないなど、色々と問題もありました。そこでベロと出会ったのですね。これならエコな移動手段であり、かつ荷物もそれなりに載せられると。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

ドライバーが、お客様と触れあい、その中で感じる喜びを伝えてくれます。その一つひとつが、私にとって大切な喜びです。私たちのドライバーはスノースポーツに関わっていたり、起業家であったり、塾の先生であったり、あるいは学生であったりします。年齢層も上は50代の方までいます。彼らが自分の目標を追いかけつつ、ベロタクシーのタクシーのドライバーとしての喜びも見出している姿を見るのは本当に嬉しいですね。

今後の夢と目標を教えてください

今、ベロタクシーは札幌の中心部でしか運行しておりません。ここをもっと拡大したいです。たとえば、地下鉄の終点の駅から、お客様のお住まいの住宅地までベロタクシーがカバーする。そうした要望も届き始めています。今すぐに運行エリアを拡大するのは難しいかもしれません。でも、きっとタイミングがあえば、意外とサクっと物事は進むのではないかなと思っております。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

日常ではなかなかない体験がベロのドライバーはではきますよ。一つひとつは小さな体験ではあります。お客様とのふれあい、何気ない会話など、そこから生まれてくる喜びは、何事にも代えがたいものがあると思います。またドライバー一人ひとりもそれぞれの目標やチャレンジを持っている人たちばかりです。あなたもあなただけのチャレンジを見出せるかもしれません。

取材者のコメント
加藤夏樹 取材に応じてくれた代表の栗田さんは、元々普通の主婦としてエコに取り組んでいたという。そのような彼女が、「そもそも車を使ったら取り組み効果なんてすぐになくなる!」と思い至り、ベロタクシーに出会った。ここからすごいのは一台約130万もする車両を購入するために、法人設立前の段階で環境省やセブンイレブンが設置している助成金活動に申請し、通ってしまうバイタリティだ。世の中を変えていくのは、このような思い立ったら即行動!というポジティブなエネルギーではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 栗田 敬子
住所 札幌市東区北6条東2丁目3-6 松崎ビル(札幌卸センター1号館)1F
TEL/FAX 011-788‐5480
URL http://velotaxi-sapporo.jp/