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NPO法人 蓼科・八ヶ岳国際自然学校

東京都

自然体験を通して、国際社会に通用する人材を育成する!

団体名・プロジェクト名

NPO法人 蓼科・八ヶ岳国際自然学校

NPO法人 蓼科・八ヶ岳国際自然学校の写真

活動エリア 長野県
ジャンル 教育・学習支援 自然保護 

主な受賞歴や実績

詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.tyins.or.jp/

この活動について教えて下さい

私たちの自然学校では、森林、山岳、農業体験等、屋外で体を動かして四季を通じた「自然体験活動・アウトドアスポーツの振興」に取り組んでいます。子ども達の親の世代への伝達も含めて「世代間交流」「伝統の継承」「指導者の育成」「環境問題への取り組み」、最近ではシカの食害対策などを考えてみたり、行政と連携しながら活動しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

子供向けに限らずに、中高年層の自然志向、健康志向等も考慮した、観光ニーズの変化に応えると同時に、市民参加による指導者育成を考えて始まりました。むしろ最初は高年層向けだったんですね。そこから、子どもたち向けの企画、プログラムも生まれてきました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

大人子ども関係なく、面白かった!と言ってもらえるときですね。とくに都会の方は、自然の中で過ごしていかれると、本当に目の輝きが違ってくるんです。表情を拝見しているだけで、心身に活力を取り戻されていくのがよく分かれます。そんなとき自然の凄さを感じますね。最近では、市の協力で借りている土地をいかに使うということで、オリエンテーリング協会の方々も使用してくださるのですが、自然学校の山は野性味も開け方も本当に丁度良い具合らしいです。オリエンテーリング発祥のスウェーデンとよく似ているようですね。

今後の夢と目標を教えてください

現代のように情報のデジタル化が進んでいくと、たとえば一日中パソコンと向き合って仕事を進めるという方がどんどん増えてきますよね。でもそうした人たちも、自然の中で、五感をフルに活用して、暑さや寒さ、肉体を使う大変さ、痛みや苦しさ。それらすべてを通して体感していくことで取り戻せるものがあるんです。とくにこれから国際化が進んでいく時代ですよね。こんな時代だからこそ、自然の中でしなやかに育まれた、“自分”や“芯”を持つ人、そして人に共感できる人が増えいくことに貢献できればと思います。自然体験は、心を研ぎ澄まし、共感する力も養います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

もともと蓼科ファンの方にご利用頂いているケースが多いですね。こちらの山、自然が好きな方はぜひいらしてください。火曜・木曜を休みとして、一年中通して活動しています。多様なプログラムがあるのでホームページで確認してください。いまうちでスタッフとして働いている人たちは、多くがボランティアスタッフ出身です。あなたが打ち込める活動が見つかるかもしれません。

取材者のコメント
加藤夏樹 学生のときから、毎年のように蓼科高原を訪れていた経験を持つ自分にとって、非常に親近感のある地域で活動している団体だった。そのため、お話を聞かせてくれた理事・桝谷さんの話がビビッドに伝わってきた。また厳冬の地域にも関わらず、冬季の活動も人気があるものもあるという。またスーパートレイルの流行などと併せつつ、この地域の活動がさらに注目されることを願った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 米川 正利
住所 長野県茅野市北山5513-341
TEL/FAX 0266-67-1115/ 0266-671116
URL http://www.tyins.or.jp/