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NPO法人地域人ネットワーク

東京都

「会社人間から地域人間へ!」

団体名・プロジェクト名

NPO法人地域人ネットワーク

NPO法人地域人ネットワークの写真

活動エリア 見沼区を中心とするさいたま市
ジャンル ITの推進 まちづくり 食・産業、漁業、林業 

主な受賞歴や実績

仕事で得た知識と経験を活かして地域に貢献する活動を行なっています。
詳しくはホームページ( http://chiikijin-net.visithp.jp/ )をご覧ください。

この活動について教えて下さい

現在は主に「農業」と「パソコン」という二つの異なる分野の活動をやっています。農業分野では、埼玉県からの委託を受けて「見沼たんぼ菜の花農業体験教室」を主催しています。首都圏に存在する貴重な大規模緑地「見沼たんぼ」の環境保全と県民の健康福祉を目的に、公募で集めた家族と一緒にナタネの栽培や野菜作りを行なっています。昨年日本ユネスコ協会連盟からプロジェクト未来遺産として認定された未来遺産・見沼たんぼプロジェクト推進委員会の「100年後の子どもたちに見沼たんぼを残す」活動にも参加しています。
パソコン分野では、特にIT時代に置いて行かれがちなシニア世代を対象にパソコン無料相談会やパソコン講座を開催しています。地域の公民館を巡回して月1回開催している「パソコン相談サロン」は10年間で延べ1300人を超える相談者が訪れ、2300件を超える相談がありました。地域の人からは大変感謝されています。また、コミュニティセンター主催や自主開催のパソコン講座も定期的に開催しています。手づくりの教材を使い、多くのアシスタントを配置して手厚く指導することで、特にシニア層から大変高い評価を得ています。さらには地域の公共団体のホームページの制作や管理運営の支援を行ない、地域から大いに感謝されています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

活動を始めたのはちょうど10年前。リタイア世代のメンバーが集まって何か地域で役立つことをやりたいと始めたのがこの活動です。「会社人間から地域人間へ」をモットーに活動の輪を広げることを考え、会の名前も「地域人ネットワーク」と決まりました。「仕事の知識と経験を地域で活かす」と同時に「活動メンバーの生きがいの創造」に繋がる活動で地域に貢献したいと考えています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

やはり「ありがとうございました」と感謝されたときに一番やりがいを感じます。パソコンなどは知っていることをほんの少しお教えするだけですが、「先生」と呼ばれるのはうれしいものです。
同じ思いの仲間と交流し、お互いに助け合ったり教えあったりできることは団体に所属する大きなメリットです。

今後の夢と目標を教えてください

農業とパソコンの2本柱は活動の幅を広げて今後も継続して行きたいと思います。
活動分野に特に制約はありませんので、参加メンバーの能力と経験を活かして地域に貢献できる第3、第4の柱が、できれば自発的に、育ってくれればと願っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

『セカンドライフ 地域が待ってる あなたの出番!』
地域で交流を持ちたいと思っている方、地域で何か役立ちたいと考えている方、どうぞ気軽に声をかけてください。現役のメンバーも仕事と掛け持ちで参加しています。資格は要りません。時間的に可能な範囲で興味のある分野に参加してください。連絡はメールで行なっているのでメールができることが望ましいです。

取材者のコメント
古川和愛 農業とパソコンを中心に地域の人々をつなぎ、人材を育成するNPO法人地域人ネットワーク。菜の花や野菜を育てる農業体験やお年寄りのパソコン教室のように、幅広い世代の方々を巻き込んだ活動をしている。この団体の活動のように地域における人々の生き甲斐の創造や地域のさらなるつながりの強化が本当の地方創生へとつながっていくのではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 白瀧康次
住所 埼玉県さいたま市見沼区大谷804-35
TEL/FAX 048-689-0905
お問い合せ chiikijin-net@visithp.jp
URL http://chiikijin-net.visithp.jp/