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特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター(Citizens towards Overseas Disaster Emergency)

東京都

被災経験があるからこそわかる、被災者の小さな声を汲み取る復興支援!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター(Citizens towards Overseas Disaster Emergency)

特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター(Citizens towards Overseas Disaster Emergency)の写真

活動エリア アジアや中南米の国々
ジャンル 国際協力 

主な受賞歴や実績

*世界33の国と地域での55回の救援活動のうち主な活動
第1回 サハリン地震(M7.6)         1995年5月  救援物資の輸送
第2回 中国雲南省地震(M7.0)        1996年2月  救援物資、学校支援
第7回 北朝鮮大飢饉           1997年     救援物資の輸送
第12回 パプア・ニューギニア地震津波(M7.0) 1998年7月 小学校建設
第13回 ホンジュラスハリケーン・ミッチ    1998年12月  住宅再建
第17回 トルコイズミット地震         1999年8月  コミュニティセンター建設
第18回 台湾大地震(M7.7)          1999年9月  小学校仮校舎建設、少数民族支援
第25回 インドグジャラート地震(M7.9)    2001年1月  耐震技術による住宅再建
第26回 アフガニスタン地震、干ばつ、紛争    2003年~ マイクロファイナスを使ったぶどう再生プロジェクト
第32回 イランバム地震(M6.7)        2003年12月  防災教育、耐震普及のデモンストレーション
第34回 スマトラ沖地震津波(M9.0)      2004年12月  スリランカでの漁業支援、幼稚園の防災教育
第37回 パキスタン北東部地震(M7.6)     2005年10月  女性のための職業訓練センターの建設
第40回 インドネシアジャワ中部地震(M6.3)  2006年5月   伝統構法の住宅再建、水道菅施設
第43回 中国四川大地震(M8.0)         2008年5月  ガレキ撤去、祭り開催、伝統木造構法によるコミュニティセンター建設
第46回 ハイチ地震(M7.0)           2010年1月  現地NGOサポート、農業技術学校建設
第48回 中国青海省地震(M6.9)         2010年4月 マイクロファイナンスを使ったヤク銀行
第50回 東日本大震災(M9.0 )          2011年3月 炊き出し、足湯、生きがい事業(まけないぞう)
第53回 フィリピン台風             2013年11月 ボート提供など漁業支援

*現在の進行中の主なプロジェクト
2003年~現在 アフガニスタン干ばつ・紛争支援
2008年~現在 中国・四川大地震支援
2010年~現在 ハイチ大地震支援
2010年~現在 中国・青海省地震支援
2013年~現在 フィリピン台風Haiyan 支援

受賞歴:
2008年 第15回読売国際協力賞 受賞
2013年 隅谷三喜男賞 受賞
2013年 第67回神戸新聞社会賞 受賞
2015年 兵庫県感謝状 授与

この活動について教えて下さい

世界で多発する大規模災害に対して復興支援を行っています。支援内容は、耐震の普及、学校の再建、コミュニティーセンターの建設、ぶどう農家や漁師、遊牧民たちの生業再建などその国や地域での状況を考慮して支援を決めています。現地のニーズにあった支援を行うために大切にしているのは被災者の小さな声を聴くことです。この声を支援に生かすのがNGOとしてCODEが大切にしているところです。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

CODEは、1995年の阪神・淡路大震災がきっかけで立ちあがりました。被災地KOBEに世界70カ国から支援をいただき、被災地の市民から「困った時はお互い様」と声が上がり、ロシアのサハリン地震(1995年5月)が第1回目の救援活動が始まりました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

海外の被災地を支援している中で現地の文化や暮らしを学ばせてもらい、その被災地の人たち自身が自らの力で立ち上がっていく姿を見る時に喜びを感じます。また、東日本大震災の時のようにこれまで支援してきた海外の被災地から応援や支援が届き、被災者が支援者として次の被災者を支える(支え合いの連鎖)が関係が生まれていく時にこの仕事をやっててよかったと思います。

今後の夢と目標を教えてください

災害をなくすことはできませんが、被害を減らすために事前に出来る防災・減災は出来ます。来る災害に備えるために国を超えた学び合い、支え合いの関係を市民レベルで築いていく事です。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

阪神・淡路大震災の時、ガレキの下から人を救い出したのは、消防、警察、自衛隊ではなく、家族や隣近所の普通の市民でした。将来、誰がいつ被災者になり、ボランティアになるかもしれません。そんな普通の市民に出来る事をCODEと一緒にやってみませんか?
時間のない方は寄付を、時間のある方はボランティアを、一緒に学び合うセミナーなども開催しています。また翻訳、事務作業、活字入力などのボランティアも募集しています。
また、アフガニスタンの有機レーズンを購入する事で支援することもできます。
一人ひとりの思いをCODEの活動で実現していきませんか?

取材者のコメント
古川勇樹 被災者が支援者として次の被災者を支える、その助け合いの連鎖を生んでいるこの活動に深く感銘を覚えた。市民が求めている支援と行政などが行う支援とのギャップも多々あるだろうが、同じように被災経験を持つからこそ、本当に被災者が望むことをヒアリングして、支援できるのではないかと感じた。
無縁社会と言われて久しいが、災害時には市民同士での助け合いが重要であるということを、改めて広く周知していく必要があるのではないか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 芹田健太郎(神戸大学名誉教授、ノートルダム女子大学学長)
住所 神戸市兵庫区中道通2-1-10
TEL/FAX TEL:078-578-7744 FAX:078-574-0702
お問い合せ info@code-jp.org
URL http://www.code-jp.org