NPO法人　YASU海の駅クラブ

この活動について教えて下さい

高知県香南市のマリンスポーツ施設を拠点として、シーカヤックやヨット、シュノーケリングといった体験活動に力を入れています。活動海域は土佐湾の一番奥のあたりに位置し、太平洋のうねりが寄せ、テーブルサンゴの群落が広がる自然豊かな海域です。サンゴの群落では黒潮に乗ってやってきた熱帯魚も見られ、海沿いの岩礁は希少なメランジュを含みます。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

2002年、高知国体が開催され、香南市夜須町（当時夜須町）ではセーリング競技が行われました。競技を行うにあたり海水浴場を小型ヨットのハーバーとして整備し、スロープと艇庫ができました。国体終了後、施設を町が管理していましたが、当時全国に広がりつつあった指定管理者制度を利用して民間の団体へ管理を委託することが決まりました。しかしながら、小さな町でそのような団体がありませんでしたので、当時の行政職員が中心となってマリンスポーツ愛好者によびかけてNPO法人を立ち上げました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

日常を離れた広い空間で、乗り慣れない乗り物を操る体験を行っており、参加者にとって良い体験を実施できたときは、大人から子供までとても良い笑顔になります。そんなときに喜びを感じます。

今後の夢と目標を教えてください

多くの方に安全に体験してもらうには、やはり運営する側のブラッシュアップが必要です。組織として目的を共有しつつよく連携し、愛好家を増やしていきたいものです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

海や船に親しんで、その魅力を紹介できるようになると、あらためて海や船が好きになります。そんな経験を一緒に重ねていきたいです。よろしくお願いいたします。