HOME > プロジェクト・団体の紹介 >特定非営利活動法人 住宅支援びんごNPOセンター

特定非営利活動法人 住宅支援びんごNPOセンター

東京都

様々な人が安心して住める住まい探しを!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人 住宅支援びんごNPOセンター

特定非営利活動法人 住宅支援びんごNPOセンターの写真

活動エリア 広島県尾道市、広島県福山市、広島県三原市
ジャンル その他 まちづくり 

主な受賞歴や実績

・独立行政法人福祉医療機構

・読売福祉文化賞

この活動について教えて下さい

障がい者、高齢者、外国人、子育て世帯が安心して住める住まい探しと入居後のフォローです。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

国土交通相が提唱した『安心賃貸住宅』の後押しをしようと設立したが、国交省は2年後に中止。その際、広島県は単独でやるので協力してほしいとの事で当NPOも継続することになりました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

4年前に心の病と闘いながら福祉の資格を取りたいと福山平成大学に入学、そしてアパート探しをするも受け入れてくれない、という相談が有りました。一緒に福山市の不動産会社を当たるも難しく、当NPOの職員という事にしてNPOが部屋を借り上げて賃貸借契約をしてその若者が入居しました。昨年、国家資格も取り、大阪の福祉関係へ就職も決まり旅立って行きましたが、その時の感謝の言葉や嬉しそうな顔が忘れられないです。遣り甲斐を感じた時でした。

今後の夢と目標を教えてください

正直、我々の様な活動をするのは、本来なら行政ではないか?と思うときもあります。
当NPOが不要な社会が出来上がるのが望ましいと思います。それまで、頑張るつもりです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

設立当初の対象者である障碍者、高齢者、外国人、子育て世帯に現在では被災者、低所得者まで間口を広げて、これらの方々が安心して暮らせる部屋のリサーチ、家主や管理会社との交渉、契約補佐、アフターフォローをしています。一刻も早く我々の様なNPOが不要な社会を目指して活動しています。是非、一緒に活動しませんか?

取材者のコメント
古川勇樹 ここ最近、全国的に空き家問題が深刻化している。その一方で、家を借りたいけれどもなかなか決まらないという人も大勢いる。狭い日本の国土の中、土地の有効利用については重要課題ではあるが、貸主の側からすると、借り主に何らかの不安を感じた場合は貸したくない、それならいっその事空いたままでも、という気持ちもわかる。そういった中で、この団体は借りたい人と物件を持っている人との間に立ち、双方の不安をバランスよく解消しているという点が素晴らしいと思う。このような事業は本来行政がやるべきでは?と思いつつも、細やかなケアができるのはNPOならではの利点なのではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 高橋大蔵
住所 広島県尾道市高須町東新涯4755-39 株式会社タカハシ 本社ビル2F
TEL/FAX TEL:0848-46-2622 FAX:0848-46-5857
お問い合せ info@chintai-npo.or.jp
URL http://www.chintai-npo.or.jp