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特定非営利活動法人 里山保全活動団体 遊林会

東京都

市民の力で森を守り、森の力で子どもたちを育む!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人 里山保全活動団体 遊林会

特定非営利活動法人 里山保全活動団体 遊林会の写真

活動エリア 滋賀県
ジャンル 森林保全・緑化 

主な受賞歴や実績

2003年 全国林業改良普及協会 第37回 林業関係広報コンクールホームページ部門
2004年 国土交通省 手づくり郷土賞
2004年 読売新聞社主催・環境省共催「日本の里地里山30選」
2007年 環境省「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰
2012年 近江文化振興財団
未来ファンドおうみ 日本の元気なきずなプロジェクト基金
「淡海のつなぐ、ひらく、みらい」賞 受賞
2013年度 国土緑化推進機構 ふれあいの森林づくり 国土緑化推進機構理事長賞

この活動について教えて下さい

主な柱は2つあります。里山保全とその活用です。まず、里山を守るためにボランティアが発足しました。そのあと、その守った豊かな里山の魅力を伝えるために、子どもたちの自然体験学習にも力を入れるようになりました。今では年間約300団体、10,000人の子どもたちに自然とふれあうプログラムを提供しています。
(虫つかみや、葉っぱ遊び、小刀やノコギリでの工作、たき火競争などが人気のプログラムです。)

どうしてこの活動をはじめたんですか?

元々、私たちの会が保全活動をしている里山は、時代の流れの中で「価値がなくなった」とみなされ、放置されていました。その上、砂利採取のため、里山がなくなる恐れがありました。それをきっかけとして、有志5名があつまり、1998年から保全活動が始まりました。その活動によって豊かな自然が戻りつつあり、また、その活動が評価され、2002年からその里山を市民に開放することになりました。そして、日本では貴重な平地の里山でもあることから、市民、特に子どもたちに安全で活動がしやすい、環境学習の場として新たな価値を見直されました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

会のメンバーと一緒に汗をかきながら大きな木を伐ったり、お昼に薪で焚いたご飯を食べながら、いろいろな話をするのが楽しいですね。また、そんな里山の中を歩いていると、ふと全体の雰囲気として、季節の移ろいを感じるときがあります。なんと言いますか、“森全体として”その移ろいを感じられる時があるんです。それは何ともいえない、心に染み渡るような喜びです。また、森の中で活動する子どもたちと触れ合うのも大きな喜びです。森の中で何かを発見したときの表情や、着眼点とか、こちらがハッとさせられることも多々あります。

今後の夢と目標を教えてください

私たちの活動は、荒れた森から、少数のボランティアで活動を始め、年間1万人以上が訪れる森になりました。しかし、いま森に来られる人は、綺麗になった森しか知りません。みんなに、この森での活動の軌跡を知ってもらい、地域の山も頑張れば、このようになるという事を知ってもらいたいです。
そのために、これまでに培った里山を守るための知見やノウハウ、子どもたちへ自然の伝え方などを、地域で活動している他の団体の方々に伝えたり、連携したりしていきたいと願っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

森の保全活動は、月に4、5回ほど実施しています。そして内容も、楽しく参加できるものが幾つも用意されています。暑い日・寒い日の作業、簡単な作業もあれば力仕事もあります。しかし、楽しいからこそ活動は続きます。作業内容は、当日自分でやりたいことを決めることができます。そしてお昼には、薪や炭を使った料理をみんなで楽しんだりして、森の中での楽しく過ごす時間を大切にしています。

取材者のコメント
加藤夏樹 今回取材に応じていただいたのは、事務局の泉さんだ。大学新卒で同NPOのスタッフとなり、10年経つという。大学では環境生態学を修め、水質調査が専門。「今の仕事と完全には重なりあってないのですけどね」とはにかむが、十分に役立っているのではないかと感じた。そんな泉さんだが、仕事のフィールドが里山であることが多いからだろうか。季節の移ろいを山全体の雰囲気の変化によって感じるという。山は人の心身を健やかに、そして鋭敏にしていくのではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 井田 三良
住所 滋賀県東近江市建部北町531 河辺いきものの森 ネイチャーセンター
TEL/FAX 0748-20-5211 / 0748-20-5210
URL http://www.yurinkai.org/